そろそろ寒さが少し緩んでくるかな


2月の初旬から日本海側を中心に強烈な寒波に襲われた。

私の住んでいる地域も例外ではない。通常であれば除雪が必要になるのは年に一回あるかないか。
駐車場全体の除雪が必要になるのは数年に一回だ。

元々私が生まれ育ったのは北海道で、その中でもそこそこ雪の積もる地域だった。
仕事に出かける前に駐車場の除雪をしないと車が使えなくて、排雪が進んでいないと幹線道路でも渋滞がひどい。
遅刻しないように早く起きてゆとりを持って家を出る。

仕事が終わったら車を掘り起こし、渋滞の中ソロリソロリ運転し家にたどり着く。
たどり着いたら駐車場の除雪をし、やっとの思いで車を停めエントランス周りの除雪をする。

ひどい時には1日に何度も何度も除雪をし、家に居る人もクタクタ。

道を歩くにも気を張っていて瞬時に滑る箇所、滑らない箇所を見極め、ツルツル路面を自由自在に歩く。

そんな生活が、長いと11月下旬から3月下旬まで続く。

それを当たり前として生きていたけど...北海道を離れ今住んでいる地域は、冬になっても寒さは知れていて、足下が滑るか気にしなくてもスタスタ歩けて...

ようやく気づいた。当たり前と思っていたことが、結構な労力だったということに。

もうひとつ。北海道を出て初めて気づいたことがある。

数ヶ月雪に覆われて大変だけれど、その雪が解けて土が見えてきて、春の匂いがする。あぁ、もう少しでつくしが出てくるね。ふきのとうが出てくるね。

雪に覆われることがなければ、その土っぽい春の匂いもないし、冬の間も当たり前に緑があって花が咲いている。四季の移り行く情景をひとつ生活から失った気がする。



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